【Vol.59】桐朋との繋がり -28期 窪島剣璽さん 前編-
インタビュアー:桐朋初等部同窓会 会長 髙田紀世(以下、髙田)

髙田:
28期窪島剣璽(くぼしま けんじ)さんにお伺いお話をしたいと思います。
まず自己紹介からお願いします。
窪島さん:
はじめまして、窪島剣璽と申します。小学校1年の時にこの仙川小学校に入学させていただきまして、高校卒業が47期、現在51です。仕事はいくつか小さな会社を経営しているんですが、2024年に沖縄に家族と移住し、今は、沖縄と東京の2拠点生活をしています。
髙田:
ありがとうございます。小学校の時どんなお子さんでしたか。
窪島さん:
わりとやんちゃな方だったと思います。今回のこのお話は、私の小学校時代の恩師宮原洋一先生のご子息 宮原直之さんからご紹介いただきました。お兄さまの宮原隆之さんは私の同級生です。
宮原洋一先生には小学校1、2年、5、6年で担任の先生として、色々とご指導いただきました。本当に宮原先生に育てられたと言っても過言じゃないくらい、今も心に当時の思い出がしっかり残っています。
先日宮原先生の訃報をお伺いし、私も、母も非常に悲しんでおりましたが、そうした宮原先生と過ごした小学校時代を改めて思い出し、心を馳せる機会となりました。今は感謝しかありません。
髙田:
宮原先生とはどんな思い出がありますか。
窪島さん:
宮原先生との思い出といえば、なんといっても畑作業です。都会の小学校でもあるにも関わらず、すごい自然を大切にされていて、当時の私たちは自然と触れ合える環境に導かれ、そこから生きていく術を教わりました。
例えば、鉛筆削りも禁止で、肥後ナイフで鉛筆を削ることを教わりました。何度も手を切って血だらけになりましたが、あの時の経験で、ナイフの使い方は一生身につきました。
今、生きていて、「あー、この経験、桐朋小学校で宮原先生に習ったなぁ」ということが本当に多いです。小学校を卒業してから、なかなか畑で自然と触れ合う機会も少ないまま、大人になってしまいましたが、あの当時、一緒にきゅうりの苗を植えて、みんなで収穫したきゅうりを食べて喜び合いました。授業というより学びの時間でした。

髙田:
小学校の時は何をして遊んでいたのか覚えていますか。
窪島さん:
今日来る時も校庭の脇を通って来ましたが、小学生のころは、校庭の隅から隅まで遊び尽くした6年間だったと思いますね。
当時はサッカーが流行っていたので、よく校庭でサッカーをしていました。僕は1年のときに東組だったんですけど、休み時間になると、中組や西組の友達とも一緒に遊んだのを覚えています。
遊具も当日のままで本当に懐かしいです。
髙田:
学年を超えて、クラスを超えて交流があるのが桐朋小学校だなと思います。
桐朋小学校はいろんな行事もありますが特に心に残っている行事はありますか。
窪島さん:
そうですね、全部心に残っています。マラソン大会も、運動会も、餅つき大会や音楽会も。いろんな思い出が詰まっています。今日校庭を見て、すごいフラッシュバックして来ました。
今見ると少し小さく感じますが、当時はすごく広く感じてました。運動会とかとても楽しかったですね。
髙田:
3クラスでしたよね。クラス対抗で。
窪島さん:
はい、徒競走とかリレーとかあった時代ですね。特にリレーで6年生が速く走るのを見て、なんかすごい興奮したのを覚えてますし、メインイベントの騎馬戦とか、棒倒しとかもみんな大興奮でした。
ちょっと今じゃ考えられないですけど、騎馬戦でチームの友人が鼻を骨折しちゃったんですけど、当時それぐらいやんちゃさせてもらえる環境だったんじゃないかなと思いますね。
髙田:
今は騎馬戦や棒倒しは行なっておりませんね。
民舞は覚えていますか。
窪島さん:
あまり覚えていなく、やっぱり外の記憶の方がありますね。
髙田:
桐朋の遠足などの野外活動もありましたね。
窪島さん:
八ヶ岳合宿をよく覚えていますね。
飯盒炊飯や、火起こしなどとにかく宮原先生には色々と教わりました。宮原先生が、僕たち子供達の前でスズメバチに刺されちゃったことがあって、先生は大丈夫だと言って、凛とされていましたが、そういう小さなアクシデントとかも、大切な学びになったと思います。
八ヶ岳はもう一度人生で訪れて見たい場所ですね。
髙田:
八ヶ岳には皆さん色々な思い入れがあります。
現在いろんなお仕事をされているようですがメインはどんなことをされているのですか。
窪島さん:
そうですね。大きい括りで言うとIT系がメインではあります。
そのITを利用していくつか自分たちでサービスを作っていますが、そのうち1つはスポーツです。
フレスコボールというブラジルのスポーツを日本に私が持ってきて、協会を立ち上げて、国内の中央団体の代表としてそのスポーツのプロデュース、それから大会の運営から普及からっていう一連のあのすべてのことをしております。そのITの力をうまく使って、駆使をして、それを効果的に運営していくということが1つです。
もう1つはちょっと毛色が違うんですけど、美容モールという都心の商業ビルを大きいフロアを借り切って、そこに個室のように鏡とシャンプー台と椅子を用意して、お客さんを持っている美容師さんが、リスクなく簡単に独立ができるサービスを提供しています。
なかなか美容師さんって独立するのって、いろいろと大変なハードルがあるんですけれども、美容師さんの夢を応援するサービスです。分かりやすい例で言うと、あの美容室横丁というか、フードコートのような感じですね。
▼一般社団法人日本フレスコボール協会:https://www.frescoball.org/
▼美容モール<THE SALONS>:https://www.thesalons.co/

次回、窪島 剣璽さん-後編-は<2025年10月1日>に予定しています。
こちらのページでは、先生や卒業生の近況、また桐朋生にとって懐かしい方々を紹介いたします。
桐朋学園初等部同窓会は6,784名(2023年度3月時点)の会員から構成され、卒業生間の親睦と母校への貢献を目的に活発な活動をおこなっています。
卒業後も桐朋の教えをもつ仲間として、深い繋がりをもっていることが桐朋学園初等部同窓会の特徴です。
同期生同士の横の繋がりだけでなく、クラブ活動や課外活動等によって形成された先輩・後輩の縦の繋がりは、社会人になってからも大きな心の支えとなり、様々な場面で活かされ、その関係は一生のものとなっています。
「桐朋との繋がり」をきっかけに、更なる同窓生の交流が深まるよう、これから繋がりの深い方々を紹介していきます。

