【Vol.65】桐朋との繋がり -56期 豊田 兼さん 前編-
インタビュアー:桐朋初等部同窓会 会長 髙田紀世(以下、髙田)

髙田:
本日は今陸上界のホープ、56期の豊田兼君をお迎えして、インタビューをさせていただきたいと思います。まずは自己紹介をお願いいたします。
豊田さん:
はい。 今、陸上競技の400mハードルを専門に陸上選手として活動しています、豊田兼と申します。
桐朋小学校は56期の卒業生で、高校まで桐朋で学びました。大学で陸上競技を継続して、小学校から陸上を始めたんですけど、中高と陸上を継続して、大学の方でオリンピックを目指してやって、なんとか出場して、現在は社会人で、またロサンゼルスオリンピックに向けて活動しています。
髙田:
まず桐朋小学校の思い出を聞かせてください。
豊田さん:
はい。 桐朋小学校は特に低学年の思い出っていうのがあまり記憶にないところもあるんですけど、ほんと自然広場とかだったり、普段の教室で友達と何気ないことで遊んだり、笑い合ったりしたっていう記憶がすごい鮮明にそこは覚えています。 楽しかった思い出というか。
髙田:
小学校時代、何をして遊んでましたか?
豊田さん:
ほんと、小さかった時とかは自然広場で虫とかを捕まえたりとか、木に登ったりとかしてましたし、だんだん高学年になってくると、教室で友人たちと、トランプしたりとか、なんかほんと遊んでる記憶しかなくて。
髙田:
外遊びでサッカーとか野球などしているイメージですが?
豊田さん:
それももちろんしました。多分一番自分やっていたのはドッジボールとかをやっていたり、体育館でよく手打ちとかをやっていた記憶はありますね。
髙田:
好きな授業はありますか?
豊田さん:
当時自分が小学校の時ですね。好きな授業は、なんか大体どの授業も断片的には覚えてて、楽しかったなって記憶あるんですけど、理科の授業とか、今ちょうどそこに理科実験室を見て思い出していたんですけど、なんかちょっと強面の先生が。
髙田:
岡部先生かな。
豊田さん:
そうです、岡部先生です。 やる内容みたいなのはすごい楽しかった記憶あって、当時水道代は掛かったと思うんですけど、なんか袋の中に水をためて、その重さを知ろうみたいな、そういう授業で重すぎて持てないわけで、なんかそういうのを実際に自分が体験しながら学べたみたいなのはすごい楽しかったし、学びになったなって記憶はあります。

髙田:
陸上を始めたきっかけを教えてください。
豊田さん:
陸上を始めたきっかけは、小学校の時に入学して、すぐぐらいにクラブに入ってたんですけど、母の勧めで始めたっていうのと、あとは一つ上の先輩っていうんですかね、で、足の速い人がいて、僕の記憶だとその人に勝負を仕掛けたみたいな話があって、で勝負仕掛けて勝てなくて、悔しくて。 それでクラブに入ったっていう、その二つの理由があったと記憶してます。
髙田:
学校と陸上のクラブチームを両立していたという感じですか。
豊田さん:
そうですね。
髙田:
この学校で両立していくことは難しくなかったですか。
豊田さん:
確かに、なんだかんだ小学校の時の陸上は自分にとっても遊びに近かったんで、毎回ちゃんと通ってたかって言われるとあんまり覚えてもないんですけど、確か小学校の中でも放課後が短い日とかは、そのクラブにその後行ってたような記憶があります。
髙田:
では中学、高校も陸上部ですか?
豊田さん:
そうです。そのまま上がって陸上部に入りました。
髙田:
ハードル競技を主でやることになったのはなぜですか?
豊田さん:
ハードル自体は小学校の時とかほぼやってなくて、高校から始めたに近いです。中学の時は混成競技っていうのをやっていたんですけど、そこはもうほんと顧問の先生の勧めでもう完全にハードルに移行したっていう形になります。
髙田:
実は先日、YouTubeの実業団のリレーを拝見させていただいて、短距離もとても早くて驚きました。短距離や中距離選手でもいい成績が残せそうな気がしたのですが、、、
豊田さん:
そうですね、いろいろ紆余曲折あったんですけど、ほんと小学校の時とかはいわゆる100mのような全力で走るのをやってたんですけど、成長期が結構自分遅かったので、周りに肉体的に全然追いつけなくなって、その中で自分の適正を知るために混成競技っていうのをいろんな競技を試してやるっていう顧問の先生の勧めもあってやってみて、そこでなんか自分の将来的なことも見据えた上の適性がハードルないしその一周回る400mハードルに近いんじゃないかっていうので、今も続けています。
髙田:
走ることもやりながらハードルっていう形ですね。
豊田さん:
そうですね、基本的にハードルがあるにしろ、一周400m早く走れないことにはあまり意味はないというか。そういう意味では、この冬とかもずっとトレーニングしてる中では、ハードルというよりかもずっと走ってます。
髙田:
高校生の時には、その後も
陸上選手としてやっていこうという思いがあったんですか?
豊田さん:
まだその時にはそこまで決断をしていなかったような記憶をしていて、やっぱりコロナ禍っていうのもあったので、自分が高校生活で陸上をやりきれなかったような、ちょっと満足いかないところがあったので、大学でも続けたいっていうところで、陸上以外の選択肢も残せるような選択をして、陸上も全力で頑張れる大学を選んで続けたっていう形になります。
髙田:
インターハイがなかった学年でしたね。
豊田さん:
そうです。
やっぱりインターハイで進路とかも諸々決めようって考えていた部分もあったので、それがなくなって、じゃあどうしようって考え直した時に、やっぱりじゃあまず満足できなかったから続けようっていう選択になりました。

次回、豊田兼さん-後編-は<2026年6月1日>に予定しています。
こちらのページでは、先生や卒業生の近況、また桐朋生にとって懐かしい方々を紹介いたします。
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卒業後も桐朋の教えをもつ仲間として、深い繋がりをもっていることが桐朋学園初等部同窓会の特徴です。
同期生同士の横の繋がりだけでなく、クラブ活動や課外活動等によって形成された先輩・後輩の縦の繋がりは、社会人になってからも大きな心の支えとなり、様々な場面で活かされ、その関係は一生のものとなっています。
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